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衛星トリフネを探しに

SF-MMORPG EVEonline の航宙日誌です。

ニューエデン経済学Lv1



EVEでは船やら装備やら弾薬に至るまで、すべてプレイヤーの手で生産されてます。

今私が乗ってる船も、世界中の誰かが採掘した鉱石で誰かが精錬した原料で誰かが設計図と共に工場ラインに放り込んで生産されたものということ。なかなか感慨深いですね~。

このため、マーケットの中心地では価格競争の結果安く買い物ができたり、イベントで特定のアイテムの需要が高まって品薄になったり、船や装備の能力修正が行われて評価が変わって値段がガラリと変動したり、別アカの買い注文で相場を操作して大量の利益を上げる猛者が居たり、惑星資源の利権争いが発端となり銀河のアウターリングで紛争が起きたり…
EVEには経済学者の監修が入っていることもあり、現実さながらのリアルな経済戦争も楽しめます。
(まぁ、現実の戦争も経済が発端ですからね)


さて来月、そんなEVEに大型のアップデートが訪れます。探検系のコンテンツ強化ということですが、資源採掘や艦船の能力など様々な箇所にも調整が入るそうです。

そうなると、気になるのは市場の変化。強化される船は値段が上がり、弱体化される船は値段が下がる等々なるのですが……。




ねぇきみたち、他にやること無いの?(^ω^;)



アイスっていうのがあってね。それが爆値上がりしてるの。

これはケイ酸塩と結合して結晶化したガスの塊で、精錬したものはキャピタル艦のジャンプドライブの燃料になったり、POSっていうプレイヤーが建てられる宇宙ステーションの燃料になったりする。
つまり燃料なので、宇宙の何処でも、常に一定量の需要がある物質ということ。

今まではこれが「楽して掘る事ができた」んだけど、今度からは「掘るのがちょっと面倒になる」っていう調整が入ってしまった。
ってことになると、供給が減って相場が上がることが予想されるので今のうちに買占めが発生して値段が昇竜拳になってそれに釣られた採掘家業の連中がこぞってアイス堀りに勤しむという光景に至ったわけでございます。


なのでほぅら、ちょっと視線を奥に向けると……





空飛ぶガスコンロみたいな形をした採掘艦がわんさかと!
(白い四角アイコンがプレイヤーの船だよ)

アイスは普通の鉱石と違い、事実上一つの塊から無限に掘れるので、これだけ居ても取り合いになることは殆ど無いそうです。


6月上旬のアップデートまで、宇宙のあちこちでこの光景は見られるでしょう。
(観光名所風に)

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